6月12日(日曜日)日曜洋画劇場「スピーシーズ/種の起源」
ボクはこの「スピーシーズ」は大好きな映画のひとつだ。『シル』役のナターシャ・ヘンストリッジの女エイリアンが、妊娠を目的に男を漁るというシチュエーションは、現実にはありえない光景であるが、それに近い状況が、手法は違うが、日本にもおき始めていることも確かではないだろうか?。
他にも女エイリアン系のセクシーものは、「ヒドゥン」「スペースバンパイア」「
フランケンフッカー」などがおすすめだ。劇場公開では確かR指定だったが、地上波TVでR指定がどこまで放送されるのかと興味をもって視聴した。
ナターシャ・ヘンストリッジの見事なカタチよい乳房を期待していなかったでけに、TV画面で確認できたのは、非常に驚きである。いや、かつては、乳房はTV放送に蔓延していたが、現在は、そんな番組を見ることはできない。かつては「11PM」、近いところでは、「ギルガメッシュナイト」。大人の時間帯では、いつも平気で「乳房」が蔓延していた。
その頃の乳房は、「TV」→「雑誌」→「ピンク映画」という露出度合いであった。
しかし、今や、「映画」→「雑誌」→「DVD」→「ネット」と選択肢が増えている状態だ。
ビデオ業界やアダルト業界の成熟に伴い、TV業界においては、企業スポンサードは、乳房提供番組にはCMをいれなくなった。いや、ブランドイメージを考えると、得策ではなかったからだろう。ネットでは、海外サイトのエロ動画が無尽蔵に入手できる時代にTVにその役割を誰も求めていない。
ネットでは、18歳以上かどうかのクリック選択を、18歳以下の中高生男子に求めることそのものがナンセンスである。誰もが、「乳房」以上の露出ものをネットで視認できる時代になっている。
米国のTVと同じように、公序良俗に反しない、暴力シーンもない、喫煙シーンも登場しない番組放送になるのも時間の問題であろう。
そこで、提案だ。
芸術として、母としての乳房もだめなのだろうか? アフリカの原住民のドキュメンタリーには、「ヘア解禁」以降、奇妙なぼかしは入らなくなった。巨匠のヌード絵画にも、修正ぼかしはなくなった。そんな「芸術的な乳房露出番組」はあってもいいのでは「スピーシーズ」を見ていて感じた。
シルの妖艶なボディに秘められた、「種の起源」にあやうく人類はメロメロにされるところが、TVでは、単なる「乳房露出」のサービスカットに終わってしまったのが残念で仕方がない。
みんなのレビュー
http://jtnews.pobox.ne.jp/movie/database/treview/re928.html
コメント